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2022.10.13
失敗例から学ぶ注文住宅を成功させるコツ!~お風呂&収納編~
注文住宅は一生に一度の買い物といっても過言ではありません。それだけに、建ててから後悔はしたくないですよね。そこで今回は、「お風呂」と「収納」でありがちな注文住宅の失敗例をご紹介します。失敗例をもとに、理想の住宅作りを考えてみましょう!
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注文住宅のお風呂でありがちな失敗例
一日の疲れを癒やすお風呂は、快適かつ使いやすい空間にしたいもの。いざ使う段階で「思っていた感じと違う……」とならないように、お風呂作りでありがちな失敗例をチェックしておきましょう。
・壁の素材や色で掃除の手間がかかる……
「せっかく自由に浴室を作れるならオシャレにしたい!」と考える方も多いはず。しかし、そこで意識しておきたいのが掃除について。特にお風呂は水を使う場所なので、カビが発生しやすい点にも注意が必要です。タイルは目地部分にカビが生えやすく、掃除が大変という声も……。また、浴槽や壁に濃い色を選んでしまうと、カルキによる白い汚れなどが目立ちやすくなります。灰色のような淡い色味であれば汚れが目立ちにくいのでオススメです。
・お風呂の位置が玄関から遠くて苦労した……
ペットを飼ったり子育てしたりすることを考えるのであれば、お風呂場の位置も気を使っておきたいところ。玄関から遠い場所だと、お出掛けから帰ってきた後に汚れたまま家の中を動き回ることに……。お風呂場が玄関の近くにあれば、帰宅後すぐにお風呂へ入れるので安心です。ただし、玄関から脱衣所が見えないようにするなどの工夫は忘れずに行いましょう。
・テレビをつけたが使わなかった……
お風呂にテレビがあれば、楽しいバスタイムを楽しむことができます。しかし、家族が増えてくるとゆっくりとお風呂に入る時間が作りにくくなり、ほとんどテレビを使わなくなってしまうケースも少なくないようです。魅力的なオプションは数多くありますが、実際の生活をしっかりとシミュレーションして必要なものを取り入れるようにしましょう。
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注文住宅の収納でありがちな失敗例
収納スペースは、生活を送るスペースではないものの日常生活を便利に過ごすためには重要な場所。では、収納にはどのような失敗が隠れているのでしょうか。
・収納を遠くに作りすぎた……
収納スペースを作るうえで大切なのは、使う場所の近くにあることです。玄関で使うものを遠い場所に収納してしまうと、出し入れに大きな手間がかかってしまいます。そのため、収納したいものと使用する場所を事前にチェックしておき、収納スペースを設ける場所を決めるようにしましょう。
・ウォークインクローゼットでは収納が足りなかった……
内部に通路を設置するウォークインクローゼットは、スペースの大きさに比べて収納できる容量はそこまで多くはありません。そのため、ウォークインクローゼットとは別に収納が必要になることも……。部屋が狭い場合は、壁面収納の方が効率的なケースも多いため、事前にしっかりと検討しましょう。
・屋根裏や階段下の収納にも注意が必要
デッドスペースとなりがちな、屋根裏や階段下に収納を設けるケースもあるはず。しかし、屋根裏は「出し入れに手間がかかる」「夏は暑くて出し入れがつらい」という声も少なくありません。また、階段下に関しては「スペースが変形しているから、市販の棚やカラーボックスが置けない……」という意見も。デッドスペースの活用は非常に有効ですが、使いやすい活用方法を意識することが大切です。
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失敗から住みやすい住宅作りを学ぶ!
注文住宅を購入する際は、間取りについてさまざまな希望を取り入れたいと考えるかもしれません。しかし、長く住むことを考えて、生活しやすさもしっかりと考えておきたいところ。スペースごとにどのような失敗があるのかをチェックし、住みやすい理想の住宅作りを目指していきましょう!